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所長マイクのブログ,2019年ブログ2019/10/23
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世界初!心を透かして見る 「心のMRI」検査について
YSこころのクリニックで行う心の検査!
世界初「心のMRI」検査について
心のMRI検査は、「心のストレス度合い」を指標として心の病の発症因子の有無を特定する検査です。
心の病の発症には、環境要因(ストレッサー)と根本要因(ストレス因子)の反応(ストレス反応)が関係しています。
心のMRI検査では、対人ストレス因子の有無、質、量を総合的に検査します。
【病の発症のストレス反応方程式】
ストレス反応度合い=ストレッサー(大きさ、期間)×ストレス因子(質、量)
ストレス反応とは、目の前の出来事に過去の記憶が反応する生体の仕組みです。
そのストレス反応には、ストレッサー(環境要因)の度合いとストレス因子(根本要因)の度合いが関係しています。
ストレッサー(環境要因)とは
ストレッサーとは、環境要因のことです。
環境要因は、今現在の家庭環境、職場環境、学校環境等における親子、夫婦、兄弟、上司、同僚、部下、お客様、友人、知人等との対人関係が主です。
ある環境におけるストレスの大きさと期間によって環境要因の度合いが決まります。
つまり「どの位のストレス」が「どれくらい長く続いているのか」が病の発症に影響します。
ストレス因子(根本要因)とは
ストレス因子は、根本要因です。
根本要因は、潜在意識の記憶の貯蔵庫に内在する「ストレス因子」です。
特に「対人ストレス因子」によって形成されます。
「対人ストレス因子」は、特に、0〜3歳〜6歳〜12歳〜15歳〜18歳までの養育歴における家庭環境でのストレスの度合いにより、恐怖体験から生み出される不安、心配、怒り、恨み、悩みが記憶として擦り込まれ、本人の性格の一部として根付いてしまうことがわかっています。
生後の家庭環境により作り出される「対人ストレス因子」で、最も影響を与える人物は養育者で、そのほとんどの場合は「両親」です。
生後18歳までの両親との付き合い方、接し方が本人の対人ストレス因子の有無に左右し、性格に影響します。
この両親との関係によって作られた「対人ストレス因子」が、人生の中での対人ストレスをつくり出し、それが生きづらさに比例します。
この「対人ストレス因子」を潜在意識の中にどれぐらい抱えているかという質と量によって、心の病の発症における根本要因の度合いが決まります。
例えば「少し嫌な思いをした」という記憶よりも「強烈に嫌な思いをした」というトラウマになるような記憶の方が大きなストレス因子となることを意味します。これが「対人ストレス因子」の質です。
「対人ストレス因子」の量とは、「どれくらい多くの因子を抱えているか」です。
このように、環境要因と「対人ストレス因子」に起因する根本原因が掛け合わさって、心の病の発症に作用します。
したがって、環境要因を変えるだけでは、病の原因解消とはなりません。
根本原因である「対人ストレス因子」を解消することによって、健全で円満な人間関係を築くことが可能になります。
では、また明日。
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