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所長マイクのブログ,2019年ブログ2019/09/23
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減薬・断薬の方法 32 「執着を捨てる」
執着を捨てる
苦しみの根幹は執着心。
ならば、それを手放せれば良い。
「解脱」とも言われる執着のない境地。
自分にとって「嫌なもの」は捨てやすそうです。
しかし「大事なもの」ほど捨てにくいものです。
「今の仕事が大事だ」と思えば思うほど手放しにくい。
「家族が大事だ」と思うほど手放しがたい。
「もうスマホがないと生きていけない!」とか。
「それがないと困る」と感じるものには、少なからず執着し依存しているともいえます。
心の病では、「トラウマや病気をんでいる=執着している」と表現されます。
「治りたい!」と言いながら、深層心理ではその病をがっちりんで放しません。
人は無意識に様々なものに執着して生きています。
親子関係でもそれが顕著に出る場合があります。
「親が子離れできない」「子が親離れできない」など。
「子どもは自分のもの」と想う心から生まれるのが執着心です。
すべてにおいて「自分のもの」という発想が執着を生み、自分を苦しめるということです。
自分の生命も自分のものであって、自分のものではないという真実。
子どもは自分のものではなく、天から預かっているという発想。
個人のものではなく、全体の一部。
自分のものという枠が外れたとき、全体に戻る。
全てが自分。
個体意識の囚われから解放され全体意識へもどる
「全体と個の融合」
「これこそ本来「宗教」と呼ばれるものが果すべきことである」とは佐藤先生の言葉。
もともと全体であって、個体的な感覚は幻想に過ぎないと言うことを達観するのです。
それが執着を手放すことになりますが、ではどうやって?
続きはまた明日。
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