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コラム2021/10/14
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うつ病と診断された際に重要視するべきポイント
うつ病は、現代を生きる私たちにとって想像以上に身近な存在です。
しかしうつ病にかかったとしても本人が自覚しにくい点が厄介であり、自分がうつ病だと想像できない方も少なくないでしょう。
そしてもしうつ病だと診断されたとしても、どうしてよいのかわからずに対応できない方もいるはずです。
うつ病と診断された場合には、基本的に守っておきたいポイントがいくつか存在します。
そのためこの記事では、うつ病と診断された際に重視すべきポイントや休養中の生活などについて解説します。
うつ病と診断された方やされたときのことを考えると不安な方は、ご参考にしていただければ幸いです。
うつ病と診断されたら
ここでは、うつ病と診断されたらどうするのか、重要なポイントについて解説します。
うつ病治療で大切なこと
うつ病治療において重要なことは、焦らずじっくりと休養を取って治療をすることです。
心と体の両方を休ませ、しっかりと復帰できるまでゆっくりと待つのが重要です。
うつ病で休むというと、なんだか怠けているような気持ちになって罪悪感が消えない方もいるでしょう。
周囲の目が気になってしまうと、休むことなんてできないと感じるかもしれません。
もしそんな気持ちになったら、ここでお話ししていることを思い出してください。
うつ病治療は、焦らず充分な休養を取ることがなによりも重要です。
また、自己判断で治療をしないことも重要です。
しばらくお休みを取っていると、「もう大丈夫かな……」と復帰をしたくなる方もいるでしょう。
うつ病の急性期は3か月間程度といわれており、その後は安定してくるためです。
しかし、ここで無理をするとさらに重症化したり、再発したりすることもあります。
医師の診断をよく聞き、指示に従うようにしましょう。
仕事はどうする?
うつ病だと診断されて、真っ先に仕事のことが思い浮かぶ方も多いでしょう。
基本的に職場へは報告をし、治療に向けてサポートを受ける方向性がベストです。
やる気がないと思われてしまうのを避けるため、隠したくなることもあるかもしれません。
しかし、隠すことで余計にストレスを抱えることにもつながるため、早期に共有してしまった方がよいのです。
「辞めるべき?自分が今やっている仕事はどうすれば?」などと、心配が尽きない方も少なくないでしょう。
そうした心配をするのが、治療にとっては1番よくありません。
今は、心も体も疲れ切っている状態だからです。
仕事を辞める必要は必ずしもありませんが、まずはなにもせずゆったりと過ごすことが最も重要だと認識しましょう。
診断されたことが納得できなかったら?
うつ病と診断されて、「そんなはずはない」と納得できないこともありますよね。
しかし、うつ病の患者は、自分をうつ病だとなかなか認めたくないものです。
やる気がないとみなされると思い、無理をしようとしてしまうのです。
しかしこのまま治療をせずに放置して無理を重ねると、うつ病は徐々に重症化していきます。
症状が重くなってから治療を始めても効果は出にくく、治療にかかる日数もかえって長期化してしまうでしょう。
どうしても納得できない場合は、セカンドオピニオンを受けることも可能です。
ひとりで抱え込まずに、別の医師でもよいので相談をしてみるのが最善策でしょう。
うつ病の治療中の生活を見直しましょう
うつ病治療中は、生活の見直しをすることが重要です。
バランスのよい食生活と正しい生活リズムを
まず意識したいのが、バランスのよい食生活と正しい生活リズムへの復帰です。
うつ病になると、食欲がなかなか安定しないことも多々あります。
しかし食べたくないからといって食事をしていては、せっかく休養を取っているのに不健康になってしまうでしょう。
できるだけ栄養や量のバランスよく、規則正しい食生活を維持することが重要です。
また、規則正しくすべきなのは、食生活だけでなく生活リズムも同様です。
不規則な生活を続けていると、躁うつを招く原因になりかねないためです。
起床時間と就寝時間を決め、朝起きたら朝日を浴びて体内時計を整えてみてください。
健康的な生活をするのが大切なのは、うつ病以外のほかの病気とも同じなのです。
少しでも気持ちが軽くなることを
少しでも気持ちが軽くなることを生活に取り入れることが重要です。
音楽や散歩でも、自分の気持ちが軽くなるのであれば、本当にどんなことでも構いません。
医師に相談して、無理のない方法を生活に取り入れてみてください。
ただし、自己判断ではなくあくまでも医師に相談のうえで決めることが重要です。
勝手な自己判断は重症化につながる可能性が高まるので、気を付けましょう。
うつ病における心と身体の症状や発症の原因
今回の記事ではうつ病と診断された際の仕事やライフスタイルの見直しについてご紹介しました。
うつ病を軽視せずきちんと治療に専念できる環境を作ることは非常に重要です。
また下の記事ではうつ病の心と身体の症状について詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
あなたのお悩みをまずはご相談ください
いかがでしたでしょうか。
この記事を読むことで、うつ病だと告げられた際の心構えや取るべき行動などが、ご理解いただけたと思います。
うつ病はじっくりと休養を取ることがなによりも大切です。
周囲の助けも借りて焦らずに復帰することが最善の方法でしょう。
YSこころのクリニックでは、うつ病で苦しい思いをされている方に対して独自のメソッドで治療を提供しています。
うつ病は早期発見・早期治療が最善の対応ですので、うつ病を疑っているのであればお気軽にご相談いただけたら幸いです。
最新のうつ病治療なら東京江東区・門前仲町の心療内科 YSこころのクリニック
ぜひチェックしてください。
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