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所長マイクのブログ,2019年ブログ2019/09/03
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減薬・断薬の方法 12 「本来の薬の役目とは?」
本来の薬の役目とは?
生命の働きを邪魔しているものの作用を一時的に抑える、または排除するのが薬です。
薬が治してくれるわけではありませんが、特に体の病気に対しては、とても有効な治療法となっています。
投薬は、症状を一時的に止める役割りをしています。
例えば、頭が痛い、歯が痛い、お腹が痛いなどには、痛み止めです。
菌の感染や繁殖を止めるのが、消毒薬です。
手術のときに神経の働きを止めるために使うのが、麻酔薬です。
脳梗塞のときに使うのが、血栓の塊を溶かす薬です。
これらの薬の作用は、「何をどこにどのように」が明確になっているため、効果も期待できます。
大切なのはこれらの薬が症状を緩和している間に、生命の自然治癒力を高めること。
生命の自然治癒力が働かなければ、最終的に症状は修復されないからです。
薬が効いている間に、自然治癒力を引き出すことが必要です。
ただ注意が必要なのは、薬が自然治癒力の働きまで止めてしまうと本末転倒になってしまいます。
薬は自然治癒力を応援する脇役に過ぎず、主役は常に自然治癒力なのです。
ゆえに「いかに自然治癒力を高めるのか」という方法論を明確にすることです。
さもなければ、治癒どころか薬による一時的な緩和のみに終わってしまうだけです。
だから、いくら新薬を開発してもうつ病患者数は毎年増加していくのです。
これが今現在、精神医療が直面している現実です。
ではまた明日。
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