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所長マイクのブログ,2019年ブログ2019/08/26
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減薬・断薬の方法 4 「原因は不明」
あなたはご存知ですか?「心の病の原因はわかっていない」ということを...
精神科の医者が病んだ心を治してくれると思っているためです。
心の専門家だから、原因も調べてくれて治し方も知っていると思っています。
しかしながら、精神医療の現実は「心の病の原因は不明」となっているのですから、話がややこしくなってしまいます。
原因がわからなければ、どこにどのように手を付けて良いかわかるわけがありません。
にもかかわらず病院、クリニックへ行くと、何の抵抗もなく薬が出されます。
原因がわからないため「なにを、どのように」治療して良いかわからないので、「とりあえず薬の処方」という話になってしまいます。
さらに「病院へ行く=薬をもらう」という方程式が完全に組み上がっているのが日本国民の認識です。
なので、薬を出さない病院やクリニックの先生は信用できないとまで感じる場合があるのです。
「薬を飲めば病は治る」と認識する国民の幻想と、原因はわからなくても「とりあえず薬で」という精神科医の思惑が見事に合致しているようにも見えます。
それが未だに、心の病が減らない理由の一つといえます。
原因不明の病に対する「とりあえず薬で」という治療では、治るものも治らない可能性を高めてしまいます。
薬を長年飲み続けている患者さんの中には「この薬とこの薬をこれくらい出してください」と医師に指示してくる方もいます。
薬の扱いがこなれた感じがしますが、やはり根本治療が期待できない薬を長期に渡って飲み続けている患者さんをみるにつけ、根本治療の大切さをお伝えする必要性を感じるのです。
では、また明日。
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