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所長マイクのブログ,2019年ブログ2019/09/16
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減薬・断薬の方法 25 「時間のカリキュラム」
時間のカリキュラム
どのように最高の人生を発見するのか?
それは、「目標」の立て方に集約されます。
一般に私たちは、人生における目標は「現在から未来に対して」設定します。
1年後に、5年後に、10年後に、こうなる、これを達成したい、こうありたい、など。
「夢や目標を持ちましょう」といわれる成功哲学のアプローチで、目標を設定しそれに向かって一歩ずつ進んで行く方法です。
「ビジネスにおいて」は必須でしょう。
しかし、「人生において」はどうでしょうか?
このアプローチだと決定的に間違ってしまう可能性があります。
人生は、自分を生きる、自分を生かす、自分の生命を活かす、など、全て「自分」が主役です。
その「自分」を知らずに、道を歩もうとするとどうなるのか?
「一体自分は何者なのか?」を知らずして目標を設定すると、殆どの場合「こうなったら幸せだろう」と自分の価値観や観念で設定してしまうからです。
自分がチューリップのたねを持っているのに、バラを見て、「バラのように咲きたい!」と目標を持った瞬間から苦悩が始まります。
なぜなら、チューリップはバラにはなれないからです。
自然界ではこうしたことはまず起こりませんが、人間はやってしまう可能性があります。
「社長になってお金を稼げば幸せになれる」と思って、社長に向かない人が起業し、頑張った挙げ句、家庭はばらばら、病気を発症、病で早く亡くなりでもしたら本末転倒です。
最後の瞬間に「こんなはずではなかったのに...」となってしまいかねません。
目標は一番遠いところから設定するのです。
人生で一番遠いところは、この世を去る瞬間です。
もちろんその瞬間が目標ではありませんが、その瞬間に「最高の人生だった」と思える自分を目標とします。
その最後の瞬間には、誰もが強いられることがひとつあります。
「人生で得た全てを手放す」ことです。
一般に人は生きる過程では「何かを手に入れる」ということが根底にあります。
お金、仕事、家族、名誉、友達、知人、知識、体験、経験..など、私たちは無意識に何かを手に入れる、何かを得る行為の連続の中で、目的を持ったり、目標を設定しながら人生を歩んでいます。
その手に入れた全てを置いていかなければならない瞬間が、人生最後の瞬間です。
お金も土地も財産も、愛する家族も、おまけに自分の肉体も置いていく。
その瞬間に、人生で最も大切な物が浮き彫りになります。
生命の尊さ、出会いの大切さ、生かされている自分、周りの人の愛、などが明確に見えます。
それを人生の最後の場面で感じるのではなく、今その瞬間に立ち、今それを発見するのです。
この「最高の人生」の先取りは、今の意識では無理です。
今の意識ではなく「最高の人生」を歩んだ自分として、その瞬間に立つのです。
ここに開発者:佐藤康行の独自独創の手法の秘訣が隠されています。
するとどうなるのか?
自分は何者なのか?の答えを目の当たりにします。
「真我=本当の自分」に目覚めるのです。
今から未来に対してではなく、最後の瞬間から今を見る。
これまでの成功哲学とは真逆のアプローチです。
人生最後の瞬間という未来に「最高の人生」を先取りする方法で、真我を開発するのです。
また明日。
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